ボトルの中身研究
今年のロボコンは、個人的にペットボトルの中身のアイデアが大事だと思う。
なぜなら、前にも書いたけど、ボトルに水を入れて飛ばしても、うまく立たなかったからだ。
それで、実験してみることにした。
実験の題はいろいろなものが入ったボトルを用意して、どのボトルが一番立ちやすいかを調べる。
手順は、
①いろいろなものが入っているボトル(ヤクルトの容器)をたくさん用意する。
②そのボトルを同じくらいの高さからできるだけ垂直に落とす。
③一番よく立つボトルを調べる。
というわけで、調べて表にまとめてみた。
|
全体の重さ |
中身やキャップの重さ |
1回目 |
2回目 |
3回目 |
5g |
なし |
なし |
なし |
なし |
|
ビーズ |
15g |
10g |
× |
× |
× |
ビー玉×5 |
31g |
26g |
○ |
○ |
× |
ビーズ+ゴム |
30g |
25g |
○ |
○ |
○ |
水 |
45g |
40g |
× |
× |
× |
何もなし(キャップのみ) |
7g |
2g |
× |
○ |
× |
ゴム+スーパーボール |
25g |
20g |
○ |
× |
○ |
ゴムのみ |
22g |
17g |
○ |
○ |
○ |
○…立った ×…立たなかった
ということになった。
ゴムを使った理由は、今年の熊本高専八代キャンパスが、ゴムが入ったボトルを使って、2段テーブル上段に10本立てたからだ。
今年、多くのチームが使っていた消臭ビーズを実は使いたかったけど、手に入らなかったので、代わりに百均に売ってるビーズを使った。
だけど、うまく立つとは言えなかった。
多分弾力がなくて固いからだろう。
自分的には、こんなに綺麗にトントンと立っていくゴムのボトルが不思議に思える。
なぜなら、よく目にする水が入っているボトルは、表を見てもわかるようにほとんど立たないからだ。
また、表を見るとゴムのみが一番たくさん立っているが、実はこれは低いところから落としたときのみ。
意外に高いところから落とした時に一番よく立つのは、実はスーパーボールとゴムの組みあわせだったりする。
でも、どの場合でも言えるのは、ゴムシリーズが一番よく立つということ。
これを考え出した熊本高専八代キャンパス、すごいな〜。
でも逆に言えば水を入れたボトル立たせるチームの技術はすごいということだ。
例を挙げるなら、福島高専。
ここは水を入れたボトルをフリップせて立たせている。
つまり、福島高専の技術は高いということ。
他にも、水を入れたボトルを立たせているチームがいる。
そんなチームは、すごいなと思った。